カマグラの注意事項

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カマグラの注意事項

医薬品は、当然なんらかの目的をもって使用するものです。

例えば、ED治療薬は患者の勃起不全を改善し生活の質を向上するという目的で服用されます。
このような目的、いわゆる「主作用」には必ず「副作用」がつきものです。

 

ED治療薬にみられる副作用

「副作用」は、本来の治療目的である対象部位以外のところで好ましくない作用を生じることを指します。

 

ED治療薬の副作用には、薬の性質により、軽いものから重いものまで様々な症状があります。
また副作用がもたらす影響は年齢や性別、体調などにより個人差がありますので、薬を服用するにあたり正しい副作用の知識を持つことは極めて重要です。

先発薬バイアグラやカマグラの有効成分でもあるシルデナフィルは、主作用の効力が強い代わりに、副作用が出やすい成分でもあります。

シルデナフィルの作用である全身の血流促進という効力は、治療目的部位の下半身だけではなく、他の部位にも同様に発揮されます。

 

したがって、全身で充血が起こり副作用として現れてしまいます。
主な副作用には、顔のほてり、眩暈、ふらつき、頭痛などがあり、これらは頭部の血管が拡張されることで起きる症状です。
また、鼻づまり、鼻血、消化不良、胃痛、動悸なども認められます。

 

どの副作用も一時的なもので深刻ではないですが、中には持続勃起症と呼ばれる勃起障害に繋がる可能性のある副作用もあります。
持続勃起症は勃起の持続が平均して4時間を大幅に超える症状で、1日以上持続する場合は注意が必要です。
シルデナフィルの服用との因果関係が明らかではない副作用として、突発性難聴も報告されています。

 

3番目に開発されたシアリスは、バイアグラやレビトラと比較して副作用が発現しにくいと言われています。
シアリスは服用してから効果発現まで約3時間かかり、約30~60分で効果を発揮するバイアグラやレビトラと比較してかなり長くなっています。
効果も24~36時間持続するため体への負担が軽く、副作用の発現も緩やかであることが解っています。

 

しかし発現しやすい副作用にはバイアグラと非常に類似するものも多く、頭痛、顔のほてり、動悸、鼻づまり、鼻水、眩暈、消化不良、背中の痛み、筋肉痛などがあります。バイアグラに似て症状は一時的で、薬が作用している4~6時間の間に現れます。
また、眼痛や結膜炎など眼に関する症状も稀に報告されています。

以上のように副作用が長時間続いたり気になる症状がみられたりする場合は直ちに服用を止め、医師に相談する必要があります。

 

過剰投与は禁物

また、薬の服用量も副作用について知るうえで大変重要なポイントです。
医薬品は、安全に効果を発揮するのに最も適した量で製薬されています。
少なすぎても効果が期待できませんし、また多く服用した場合、体に悪い影響を及ぼす毒となり得ます。

 

海外では、バイアグラの大量摂取により1週間以上勃起が持続し陰茎に炎症をきたした結果、切除に至った事例があります。

インドの製薬会社によって製造販売されているバイアグラの後発品であるカマグラは、適切な服用量が1錠とされています。
しかし、服用のタイミングによって効力が減弱したりするため、つい性行為の直前に多量に服用してしまう人がいるようです。

 

カマグラを多く服用することでシルデナフィルの成分も多く摂取でき、勃起の持続時間が延長されるという考えは間違いではありませんが、当然ながらその分副作用の危険性も大きくなります。

過剰に服用することで頭痛、眩暈、ほてりといった症状が出ます。
さらに、シルデナフィルはその血管拡張作用により勃起力を向上しますが、全身の血管にも長時間作用するため、血圧が危険なレベルまで低下し意識を失う危険性もあります。

 

カマグラの効果を安全、かつ最大限に発揮させるためには、用法用量を守る必要があります。
カマグラに限らず、全ての薬剤は正しい用法用量で使用されなければ、安全性や有効性が期待できません。

 

現在の健康状態や既往歴を確認して使う

ED治療薬は医師の診断に基づき処方される医薬品であり、精力剤や媚薬ではありません。
特に持病を呈する場合や、他の薬剤を服用している場合は細心の注意を払う必要があります。中には、危険性が極めて高いため、慎重な医師の判断を要するケースや、処方すら出来ないケースもあります。

ED治療薬を服用しても問題ないかどうかの判断は、持病や現在の健康状態のみならず、既往歴も関わります。

 

特に、持病や既往歴について熟知しているかかりつけの医師でない場合、診察を受ける際にきちんと相談するべきです。
以下に当てはまる人は危険性が高いため、特に細心の注意を要します。

 

  • 重度の肝臓・腎臓障害を呈する人
  • 血液の病気を呈する人
  • 陰茎の病気を呈する人
  • 心臓の病気を呈する人
  • 高血圧(170㎜Hgを超えていて医療管理されていない)や低血圧(90/50㎜Hg以下)の人
  • 網膜色素変性症を呈する人
  • 不安定狭心症を呈する人
  • 3カ月以内に心筋梗塞の既往がある人
  • 6カ月以内に脳梗塞・脳出血の既往がある人

 

用法用量、副作用、併用禁忌や禁忌事項についての十分な知識を持ち厳守すると共に、自身の体調を考慮してED治療薬を服用することで、効果的なEDの改善が可能になります。

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