混合性EDと薬剤性ED

混合性EDと薬剤性ED

身体機能の障害・異常(器質性)と、精神的・心理的なもの(心因性)が重なって発症するものを「混合性ED」といいます。

一見、「器質性」と「心因性」の2つは全くの別問題に思えますが、実は深い繋がりがあります。

器質性から心因性のEDになる場合や、心因性から器質性のEDになる場合もあるのです。

また、何らかの治療を行っていて服用している薬がEDの原因になるケースもあります。
その場合は、医師に確認してED治療薬の服用を決めましょう。
薬以外の治療法でED治療も行える可能性もありますので、自分だけの判断で飲まない方が安全です。

 

混合性EDとは

けが・病気・交通事故などで、骨盤や脊椎、男性器周辺を損傷すると一時的な器質性EDになることがあります。

その結果、満足する勃起が出来ないことが精神的な悩みになり、心因性EDを発症します。

うつ病などの精神的な病気を患うと、それ自体が心因性EDの原因になります。

EDになった事でさらに悩みが増え、病状や体調に悪影響を及ぼし、器質性EDを発症することも珍しくありません。

器質性と心因性の関連を知ると混合性EDは悪循環に陥っている状態だと思われがちですが、多くの場合は肉体的不調を改善する事でEDの症状を改善できます。

混合性EDは、動脈硬化・糖尿病・高血圧などの血液循環に関連する生活習慣病にかかると発症しやすくなります。

これらになると、動脈が広がりにくく、十分な血液が流れにくくなります。

その結果、勃起が起こりにくくなります。
年齢を重ねるにつれてED発症者が多くなるのは、生活習慣病の患者が多くなる事と比例しているからとも言えるでしょう。

他の病気にならない為にも、普段の生活習慣に気をつけることが大切です。

精神面に関しては、ストレス発散をしたりカウンセリングに通うなどのケアも重要になります。
まずは「自分の病気(ケガ)のせいでEDになってしまった」などと、ネガティブな思考を持たないようにしましょう。

混合性EDを改善するには、「何が原因なのか」「どういう経緯でなったのか」を突き止めることが重要なポイントです。

 

薬剤性EDとは

常服している薬がEDの原因となっている場合もあり、これを薬剤性EDといいます。

例えば、中枢神経に働く「解熱剤」「抗うつ剤」、末梢神経や消化管に働く「抗コリン剤」、血液循環に関わる「血管拡張剤」などです。

神経系や血液循環に深く関わる医薬品は、薬剤性EDの発症に大きく関わっています。

薬には本来の目的である「主作用」はもちろん、「副作用」があることを忘れてはいけません。

医師や薬剤師の指導の指示通り、正しく服用している場合は別ですが、自己判断で服用していると知らない間に副作用が蓄積している可能性があります。

薬の副作用で男性器機能に深刻なダメージを負うことは非常に稀なケースです。

しかし、常服している薬を見直してみることも大切です。

薬剤性のEDが疑わしい場合は絶対に自己判断で服用を止めず、医師や薬剤師の指示を仰いでください。

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