バイアグラの偽造品

バイアグラの偽造品

バイアグラは世界初のED治療薬として未だに人気が高い薬ですが、その知名度から偽物もいくつかの国で作られて出回っているのも現実です。

正規品を見たことがない人にとっては正規品と偽造品の見分けは困難ですが、本来の基準値と違う成分が使われている偽物を服用した場合、人体に悪影響を及ぼし最悪の場合は死亡する危険性もあります。

通販での購入は簡単でメリットも多くありますが、偽物に騙されないためにはしっかりとした個人輸入代行業者を選び正しいルートで購入することが大切です。
それが自分の身を守ることにもなりますので、面倒に思わずしっかりと信頼できる業者を探しましょう。

医薬品の個人輸入代行は決して違法ではありませんが、トラブルがあったからといって海外のメーカーに責任を求めることはできません。
ほとんどの場合は泣き寝入りで終わってしまいます。

なお「並行輸入」とは業者が直接海外で仕入れてくることを指します。
直接仕入れであってもバイアグラの偽物ではないとは言いきれませんので、確認しなければいけません。

さらに日本国内で処方されるバイアグラやバイアグラジェネリックのシルデナフィルの配合量は50mgまでですが、海外の製品には100mgのものもあります。
元々ファイザーから製造販売されているバイアグラのシルデナフィル最大容量は100mgまでです。
これよりも多い量が配合量されている製品は、確実に偽物であると覚えておきましょう。

 

発売直後に多発した事故

バイアグラは、アメリカで発表された当初から多くの人が注目し歓迎された「夢の薬」です。
ED成人男性の3人に1人はEDやEDの傾向があると言われていますので、病院で治療していた人だけではなく誰にも言えなかった男性からの関心も並々ならぬものだったのでしょう。

一方で、EDを治療するための薬であるバイアグラを性行為の快感を増すための「媚薬」や「精力剤」と間違った認識をして、誤った使い方をする人も少なくありませんでした。
また、硝酸剤や降圧剤と併せて使うことで過剰作用を起こし、死に至るという事例も多数あったと記録に残っています。

日本においては、まだ承認されていない時期に個人輸入代行を利用し、偽造品を使用して死亡したり後遺症が残ったという報告があります。
そのため、政府が承認を急いで安全に使うように警告したという逸話も残っているくらいです。
ED治療薬が国内で承認されてからは、バイアグラのジェネリック製品やそれ以外のED治療薬も次々と承認されました。

EDの悩みを改善したいと思っている人は多くいます。
ですが、一般的に病気であるという認識は高くなく、恥ずかしいものだと思い込んでいる人も少なくありません。
加えてバイアグラが登場するまでEDに有効な薬がなかったことも、誤解が広まり酷い事故を多く起こした原因になったと言えるでしょう。

 

バイアグラが「媚薬」「精力剤」と誤解された理由

バイアグラについて、なぜ誤解が生じたのでしょうか。
バイアグラが「媚薬」や「精力剤」と認識されたのには、バイアグラによって改善される血流の変化が一因と言えます。

有効成分シルデナフィルは、勃起を鎮めるPDE5という酵素の過剰分泌を抑え陰茎への血流を上げて正常な勃起を促す成分です。
肺性高血圧症発作の治療薬としても利用されていることも、広く認識されています。

バイアグラを服用すると血流が良くなり体が火照ってきます。
その作用で体も気分も高揚してきます。
性的刺激が起こることで体が敏感になるのですが、それを「薬を服用したことで興奮する」と誤った認識をしてしまっているために誤った認識が広がってしまいました。

余談ですが、ファイザー製薬が研究して公表している臨床実験の結果では、EDの傾向が見られない人がバイアグラを服用しても体に変化は起こらないことが証明されています。
また完全にインポテンツを発症している人や重度のうつ病患者がバイアグラを服用しても、効果が得られないことが分かっています。

バイアグラを必要としていない人がバイアグラを服用しても性行為や興奮の具合に影響はありません。
そして完全に性的不能者の人がバイアグラを服用しても、勃起には繋がらないということです。

あくまでバイアグラやバイアグラジェネリックは「ED・勃起不全を治すための薬」です。
強い効果を持つ薬でも、その性質や使い方を間違えれば効果が得られないばかりか、悪影響にしかなりません。
より効果的に、自分に合ったペースでEDを克服していくには、正しい知識を得ることが重要です。

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